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2010年04月 アーカイブ

肥満の考え方

1960年ごろから、栄養不良から肥満へと発育や栄養の問題は大きい転換をしました。

そして成人の肥満の遠因として小児の肥満があるとされるようになりました。

この場合の小児とは、小学校の高学年以後が主なものです。

しかし最近は、幼児の肥満や乳児の肥満も問題とされるようになりました。

ここで小児の肥満を取り扱うというよりも、気をつけたい点を2、3述べておきます。

第一に、肥満の判定にはいろいろの方法があることです。

乳児や幼児ではカウプ指数、小学生や中学生ではローレル指数が使われますが、標準体重との比較から肥満度を出す方法もあります。

しかし標準体重というのが決めにくいもので、同性、同年齢で身長別に見なければいけないものです。

肥満の考え方 2

第二に、発育の経過の中で、乳児期と思春期(ことに女子)は肥満の傾向が出るものであって、これをすべて病的としてはいけないことです。

乳児期の肥満は良性肥満とも言われていて、むしろやせているほうが問題です。

第三に、小児期は発育する時期ですから、成人の肥満と同じように栄養摂取を制限すればよいのではなく、発育のための栄養を考えなけれぽいけません。

太っているのがすべて悪いのではなく、太りすぎていることが問題なのです。

最近は問題になるほどの肥満ではないのに、肥満児として扱う傾向も出てきているので、気をつけなければいけません。

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