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2010年03月 アーカイブ

老人の不安を和らげるには?

単発の仕事には、老人を相手にする仕事が多いですね。

とつぜん知らない誰かに何かをされるのは、誰だって不安です。

老人も同じですよね。

不安を取り除く受容的な接近は、まず看護者が患者に出来るだけ近づき、相手の言葉に耳を傾けることです。

そして、「はい、はい」と聞くだけでなく、相手の言った言葉をこっちが復唱します。

たとえば患者が「おなかが痛い」と訴えたときに、「それはいつから痛みますか。便通はありましたか?」なんていう対応ではいけません。

「○○さん、おなかが痛いのですか?いつから?」と聞きます。

「今朝からです」と患者が言えば、「そう。今朝から痛いのね、ところで便通はいつあったの?」と聞いていきます。

相手の言った言葉をこちらが繰り返し言えば、患者は、確かに聞いてくれたという安心感をもって次々と話してくれます。

こっちにしたも、相手の言葉をまねているだけで感情が伝わってきて、共感がもてます。

望まれる制度

今、アメリカで「ブロック・ナーシング」と呼ばれる新しい訪問譲の実験的試みが行われています。

日本においても老人保健法が施行されて、「脱病院化」がとのように進むかが注目されるところですよね。

これまでの、なにがなんでも入院治療を・・・というのではなくて、入院治療と在宅療養とを適正に組み合わせた「地域看護」の必要性が今後ますます高まることでしょう。

日本とアメリカでは生活も文化も異なるために、「地域看護」の問題も大きく異なるといわれています。

しかしアメリカで行われようとしている「ブロック・ナーシング」の基本的な考え方は、大いに参考になるものと思われます。

ただ日本の場合、現在の医療制度が持続する限り、「看護に必要なチームづくり」など不可能。

あくまでも医師を中心にした医療システムは存在しても、看護婦を中心にした在宅訪問看護のチームが誕生するのは、まだまだ先のことのように思えるのです。

しかし「在宅医療」と「訪問看護」を;にした新しい医療への要求は、今後ますます大きくなると予想されます。

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